ボランティアで旭岳の登山道を整備するクルーが作っている「Asahidake Trail Keeper」のTシャツのSとMに、ニューグラフィックが加わりました。

これまでトートバッグには登山道整備に取り組む自分たちを洒落た「旭岳土木作業員」の文字が入っていました。

で、この「旭岳土木作業員」のロゴが大人気。Transitでも「土木作業員のTシャツはありませんか？」と聞かれることもしばしば。なので、ニューグラフィックとして土木作業員Tシャツのリクエストを出しちゃいました。

胸のエゾユキウサギはそのままですが、今回入荷したバージョンでは、背中に「旭岳土木作業員」の文字が入ります。これでしゃがんで作業していても「登山道を修復しているんだな」ってのがわかりますね（笑）

以前にもここで書かせていただきましたが、登山道は大自然という大海につながる桟橋のようなものです。この道がなければ、僕らは大雪の山々に触れることさえできません。

そして、その登山道には手入れが必要です。放っておけば雨水が流れることで表土が削られ、それが周囲の植生も巻き込んで崩れ、荒廃が拡大していってしまうからです。

登山道を作った以上、整備はずっと続けていかなくてはなりません。しかし決して多くの人が利用する道ではありません。整備のモチベーションは登山者のためであると同時に、人が作ったもので自然が傷ついていくことを放置するのは忍びない、というマインドです。そして、その気持ちだけでは登山道の整備は実現しません。実際に手を動かし、汗をかく「土木作業員」がいてこそですし、整備にはお金もかかります。

Asahidake Trail KeeperのTシャツやトートバッグの売上金の一部は、登山道補修の資材購入などに充てられます。（詳しくはAsahidake Trail Keeperのホームページ  http://www.asahidaketrailkeeper.com をごらんください）

こうしたTシャツやトートを買うことが、旭岳の登山道補修を手助けすることにつながります。離れたところからでも好きな山の維持管理に関わることができる、という点が最大のポイントかもしれませんね。

■旭岳 Trail Keeper　Tシャツ／サイズ: S, M, L　カラー: バーガンディ, アイビーグリーン

■旭岳 Trail Keeper　トートバッグ