2025/07/07 14:20

Collonil(コロニル)の「アクティブレザーワックス」をご紹介します。

Transit店主は、これまでグローブ用レザーオイルに困っていました。というのも市販されているほとんどの製品は塗り終わった後、しばらくベタベタしてしまいます。

まず、このベタベタ感が苦手でした。それにうっかりゴーグルに触ったりすれば、その油がレンズに残ってしまってなかなか拭き取れない。触らないように気をつけていても、休憩中についついグローブといっしょにまとめたゴーグルに、レザーオイルがついてしまうことがありました。

はたしてベタベタしないレザーオイルはないもんだろうか? いや、オイルなんだからベタベタしないほうがおかしい。だいたいベタベタは保湿のためにあるんだから、それがなかったらレザーグローブの手入れなんてできないだろうと半ば諦めつつも、会う人ごとにベタベタが苦手なんすよね〜〜と話し、いろいろな方面で取材を続けて数年。巡り会ったのがドイツの「Collonil」でした。

この「アクテイブレザーワックス」もレザーのお手入れ用ワックスですから保湿性を備えていますし、多少はベタベタします。が、かなりスッキリした使い心地です。感覚的には、ニベアと一般的なレザーオイルの中間からややニベア寄りの使用感。グローブに塗った直後はゴーグルに触ると油はつきますが、レンズをクロスで拭けばスッと落ちてくれるほど。旧来のレザーオイルに比べて非常に塗り心地が軽く、のびがよく、少量でグローブ全体に塗り拡げることができます。

というのも、旧来のレザーオイルがワセリンや動物性の脂を主軸にしていたことに対して、アクティブレザーワックスはオリーブオイルや天然のロウを主成分としています。こうした植物系のオイルをメインにしているためにベタつきが少なく、同時に低温硬化しにくいという、滑り手にとってうれしい特徴も備えています。

対象素材はスムースレザー、オイルレザー、オイルヌバックなど。つまりグローブから登山靴からブーツからライダースジャケットまで幅広く使うことができるというわけです。

ただし浸透性の高いワックスなので、使用すると水に濡れたときのように革の色が濃くなることがあります。実際に塗ってみると、黒のような濃い色のレザーはつややかで潤いのある色味になりますが、薄い色のレザーは水濡れしたような仕上がりになります。

また、シミや色落ち、色ムラの原因となる場合もあります。できれば目立たないところで試してからお使いいただきたいので、店頭にサンプルを用意しました。ご自分のグローブなどをお持ちになって、ぜひともその軽い使用感をお試しください。